ペリカンのタイヤをインラインスケートのものに交換する件について。(ペリカン1560と1510の件。1440は仕様が違うため、思案中。)
- ウィール
・幅(厚さ):インラインスケート用のウィール。24ミリ。厚すぎて、ペリカンのタイヤの溝(ウィールボックスとでも呼ぶ)に入らない。そこで、20ミリ(程度)に削る。固さなど鑑みると、何らかの電動工具必須。もしくは有り余る時間と超人的な根気。
・直径:59ミリの製品。大きいのを買ってしまうと、直径を調整する削りまで必要になってしまう。絶対避けるべき。
・硬さ:74A~84A 数字が大きいほど固いらしい。ウレタン製。ちなみに買ったのは84A。硬い。削るのめっちゃ大変。

↑薄くした分、両ベアリングもその分中に押し込まなければならず、その際に邪魔になる内側の凸部分は削り落とす。右が内側の凸部分を削り落としたもの。かなり荒い仕事。
・買ったウィール:RINKRAT VT333 84A/グリーン
- ベアリング
・精度:ABEC1~9(9が最高級らしい。中の玉が増えるんだとか。なんでもいいと思う。値段と相談)
・買ったベアリング:K2のABEC7。購入後計測すると、内径8ミリ、外径約22ミリ。厚さは7ミリ。これを、ウィールの両側にはめ込んで使用する。
- ベアリングスペーサー(ワッシャー)
ベアリングの内径は8ミリなので、直径1/4インチ(6.35ミリ)のペリカンのシャフトだとすきまができてしまい、間を埋めるスペーサーが必要になる。そこで、インラインスケート用のスペーサーを買ってみたが、このスペーサーは、薄くしてないウィールに合うもので(当然だ)薄く削ったウィールだとネギマのネギ部分が長すぎて鶏肉(=ベアリング)が飛び出してしまう。

↑左の厚さのウィールに、中央のスペーサーは長すぎる。

・買ったけど使わなかったスペーサー:K2の6ミリベアリングスペーサー(アルミ製)
ということで、仕方なく自作することに。まず、外径8ミリ(=ベアリングの内径)のアルミパイプを購入。ところが、このパイプの内径は6ミリなので、1/4インチ(=6.35ミリ)のシャフトは入らない。インチサイズというものを呪いつつ、パイプの内径を6.5ミリのドリルで広げ、(残りの0.15ミリの誤差は自分にはどうしようもない・・・)ペリカンのシャフトが通るようにした。
そして、ネギ部分を作るために内径8ミリのパイプを用意し、6ミリ長に切る。(厚さ20ミリのウィールに7ミリ厚のベアリング2枚を入れると14mm、引き算して6ミリ。)これを2枚のベアリングの間に挟んでネギマ状態にしてウィールに取り付け、ベアリングがウィールの中にめり込み過ぎないようにする。
- 後は組み立てるだけ。
↑右が加工後。
- その他
・今回の工作は、完全に人様のアイデアとノウハウにもとずいているので、まず教えてくれた方々に感謝。
・インラインスケートのシャフトと、ペリカンのシャフトは、両方ともアメリカ発だからだろうか、同じ太さで1/4インチ(6.35ミリ)。だから、スケート用のスペーサーがそのまま使えたら話は簡単だったんだが。
・そもそも市販スペーサーのネギ部分を削って短くすればいいという話なんだけど、そこまでの金属加工は現状は設備的に無理。
・そもそもペリカンのシャフトの方を太いモノ(8ミリ)に変えるという手もあったのかもしれない。が、この"スペーサー"という存在はウィールの回転に重要な役割を果たしているらしいので、今回は気づかないふりをした。
・そもそも、外径:22ミリ、内径:6.25、厚さ:5ミリのベアリングがあれば何の加工もなしでいけるんだろうし、どうやらあるらしいが・・・。心ある人の忠告を聞かず、サイズの合わないベアリングを買ってしまったから、もうこのまま突っ切るしかなかった。
・そもそも、ウィール側でなく、ペリカンのウィールボックス側を削り込んで、ウィールがそのまま入るようにする手もあったかもしれない。この加工であれば、将来的にもウィールの加工無しで交換が可能になる。が、その加工でウィールボックスが薄くなり、そっちが弱くなってしまっては意味がないので、今回は気づかないふりをした。
・それなら、ウィールボックスを広げるために、型取りして幅を調整し、硬度の高いキャストで成型してやればよかったのか。あー、これが最善か・・・?そもそも、インラインスケート用のウィールに変えたいが厚すぎて入らない、というのが問題だったわけだから、受け側の幅を変えてやるのが一番根本的で、汎用性の高い解決策だったのかも。
・ちなみに、市販のスペーサーはネギマのネギが串と一体化している。そのため、串を叩けばネギがベアリングを押し出すことになり、ベアリングをウィールから外すことが可能。しかし今回自作したスペーサーは、ネギが串に刺さっているだけなので、いったんベアリングをウィールにはめ込んだら、再び外すのは非常に困難になると思われる。いや、2つのベアリングを片側からたたいて、もう片方側から出すという荒業は可能だが。
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