
The White Value - 11
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先日、十三に行った。
午後4時頃。
待ち合わせの時間まで少しある。
自転車が道を埋め尽くすようにして、とめられている。
酔っぱらいの足元がすでにおぼつかない。
無料紹介所で働くスーツ姿の男。
ネオンの点灯を待つまでもなく、
街はピンク色をしている。
3人の女が現れる。
一見、高校生のように見える。
もう少し上か。
1人が子供を連れている。
年のころ、2、3歳。
子連れの母親と、その友人2人。
母親らしき女が子供を自転車のかごに乗せる。
子供がふぇーんと泣き出す。
母親は自転車に乗る。
他の2人もそれぞれの自転車に乗る。
3台の自転車がふらふらと走り出す。
子供はまだ泣いている。
友人の1人が子供に向かって叫ぶ。
「てめえー、泣いてんじゃねーよ。うるっせーんだよ。」
並走の幅を寄せ、子供の頭をひっぱたく。
はははは、と笑い声を響かせながら、
3台の自転車が走っていく。
どうしてだかわからないが、
大阪にいるのだと
久しぶりに思った。
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