eyes [mixi]

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視線がとても気になった。

気がついたら、今日は(もう、昨日、か。)盆の帰省ラッシュ。そして気がついたら何故か東京にいる。大阪に帰らなければならないのに、諸所の事情から新幹線のチケットは取ってない状態。

うーん、コレは学生時代チックに自由席の乗降口周辺で立つしかないか、それとも思い切ってグリーンか!と思って緑の窓口に並んだら、俺が窓口に立った瞬間にのぞみの禁煙の普通指定席にキャンセルが。

ラッキー、ということで、無事、立つことも無く、グリーンの無駄に高いチケットを買うことも無く帰阪が可能に。こんなトコで運をつかってどうする、という気もしたが、どうしようもない。

が、この2時間半の新幹線の旅、非常に居心地が悪かった。別に斜め前の席のお姉ちゃん達が有名店のケーキを優雅に食べていたからでもないし、横の女性が赤ちゃんの分の座席までも確保していたからでもないし、斜め後の席で幼稚園児達がニンテンドーDSをしていたからでもない。

その理由は、帰省のピークである今日(昨日)、自由席で通路に立つことさえもできなかった人たちが、指定席の乗降口周辺にまで押し寄せて来ていたからだ。言葉は悪いかもしれないが、もうホント、難民状態。せまくてうるさい乗降口周辺に立っている人たちははっきりいって気の毒だった。

そして客席との間の自動ドアが、彼らに反応して、ずっとあきっぱなしなのだ。そして前から3列目通路側の俺は彼らの視線をモロに受ける位置にいたのだ。あきっ放しの自動ドアの向こうから、沢山の目が、指定席の優雅な空間を、ケーキを食べる女性を、ゲームに興じるガキどもを、ちらちらと見ているのである。

おかげで、駅弁のあなごめしも、じゃがりこも、ホットコーヒーもちっともおいしくなかった。

さらに、ドアの向こうで立っている人たちが惨めな気分でいるとは限らないと気づいてさらに嫌な気分になってしまった。「気の毒だ」とか言っているが、それは単に、指定席に座っている自分のなかに生まれた優越感が、裏返って変な哀れみみたいなものになって、それで勝手に相手を気の毒がって、さらには「難民みたい」とか思ってるかもしれないのだ。

悲しいやつなのは俺自身だったのかもしれない。

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